マッチングサイトの今後の市場拡大可能性とは?サービスを始める際のポイントもご紹介

マッチングサイトは昨今大きな広がりを見せています。

例えば、メルカリのような“フリマサイト”や、クラウドワークスのような“クラウドソーシングサイト”、またAirbnbのような“予約マッチングサイト”などがマッチングサイトに該当し、非常に認知度の高いサービスが多くあります。

マッチングサイトの拡大背景には、シェアリングエコノミーの拡大があり、10年で7倍近く市場が拡大すると言われています。

本記事は下記の方必見の内容です。
・新しくマッチングサイトを始めようとしている
・マッチング市場の可能性について知りたい

マッチングサイトやシェアリングエコノミーサイト構築実績150社以上の弊社のノウハウを活かし、マッチングサイトの今後の可能性やマッチングサイトを始める際のポイントなど詳しく解説いたします。

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目次
‐ マッチングサイトとは
‐ マッチングサイトの種類とは
 ‐ 空間
 ‐ スキル
 ‐ 移動
 ‐ モノ
 ‐ お金
‐ マッチングサイトの市場の可能性
‐ コロナ禍での影響とは
‐ なぜマッチング市場が拡大するのか
 ‐ 社会貢献意識の高まり
 ‐ 暮らし方・働き方の変化
 ‐ SNSやスマートフォンの普及
‐ マッチングサイトを始める際に意識すべき3つのポイント
 ‐ 市場での新規性があるか
 ‐ 需要と供給の見極め
 ‐ 構築のプラットフォーム選定
‐ まとめ

 

マッチングサイトとは

マッチングサイトとは、マッチングサービスの運営側が、何らかのモノやサービスを需要している個人や事業者と、その供給を受けたい個人や事業者をマッチングするためのサービスです。

つまり、需要と供給を結びつけるためのサイトのことを“マッチングサイト”と言います。

マッチングサイトは、下記の3者で成り立っています。
・運営側
・提供者(供給者)
・利用者(需要者)

冒頭でもあげましたが、メルカリのような“フリマアプリ”や、クラウドワークスのような“クラウドソーシングサイト”、またAirbnbのような“予約マッチングサイト”などもマッチングサイトとして挙げられる有名なサービズです。

需要者と供給者を結びつけることが出来ればマッチングサービスと言えるため、非常に幅広いサービスが存在しています。
 

マッチングサイトの種類とは

マッチングサイトの種類とは
では、マッチングサイトと言えど、どのような種類が存在するのでしょうか。
種類は合計5つあり、それぞれご説明いたします。

空間

まず始めにご紹介するのは、“空間”タイプ

部屋を貸し出し宿泊させる民泊系サービスや、駐車場・会議室・農地といった空いているスペースを有効活用してシェアするタイプのサービスが該当します。

有名なサービスですと、民泊サイトの「Airbnb」や空間シェアサイトの「スペースマーケット」がございます。

スキル

次にご紹介するのは、“スキル”タイプ

家事や育児等の対面型のスキルシェア、また記事執筆などの業務系の非対面型のシェアが該当します。

有名なサービスですと、ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスや、タスカジなどの家事代行サービスがございます。

移動

次にご紹介するのは、“移動”タイプ

カーシェアやサイクルなどの乗り物系シェアサービス、また料理の運搬や買い物代行等のサービス、また相乗り系のサービスが該当します。

例えば、多種多様な車を利用できるAnycaや料理を運搬してくれるサービスのUber Eatsなどが移動シェアに当てはまります。

モノ

次にご紹介するのは、“モノ”タイプ

不要なモノを販売するフリマサイトや、モノを貸し借りするレンタルサイトが該当します。

有名なサービスですと、メルカリ、ミンネなどのフリマアプリ、airClosetなどの洋服借り放題のサービスなどがございます。

お金

最後にご紹介するのは、“お金”タイプ。いわゆる“クラウドファンディング”サイトです。

例えば、国内最大のクラウドファンディングサイトと言われるCAMPFIREや、他にも寄付や株式購入のクラウドファンディングが存在します。
 

マッチングサイトの市場の可能性


最近耳にすることが多くなった“マッチングサイト”。

今後の市場はどのように予測されているのでしょうか。

結論、冒頭にも申し上げた通り、今後さらに市場規模の拡大の可能性があると言えます。

その背景には、シェアリングエコノミーの市場拡大が背景としてあります。

下記、データはシェアリングエコノミー協会が実施した調査の結果です。

2020年度のシェアリングエコノミーの市場規模が2兆1,004億円となっておりますが、2030年度にはなんと最大14兆1,526億円まで拡大すると予測されています。

シェアリングエコノミーの市場規模

出典:一般社団法人シェアリングエコノミー協会

では、そもそも“シェアリングエコノミー”とは何なのか。

何となく耳にしたことがあるけど詳しくは知らないという方もいらっしゃるかと思いますのでご説明します。

シェアリングエコノミーとは、個人や企業が持つモノやスキルなどの遊休資産をインターネット上のプラットフォームを介して、個人とシェアするための取引をする新しい経済の形を言います。

ひとつ前で挙げた、空間・モノ・移動・スキル・お金といったシェアはほぼ該当します。

マッチングサイトやシェアリングエコノミーサイトの構築を行う弊社ですが、このコロナ禍でも問い合わせは日々増加している状況です。

このような背景からも、マッチングサービスの市場拡大の可能性があると言えるでしょう。
 

コロナ禍での市場の影響とは

コロナ禍でどの分野での拡大
先ほどシェアリングエコノミーの市場規模が拡大することをお話いたしました。

対面のシェアサービスが影響を受けている状況下でも、現状のスピードだと10年で3倍ほどの7兆4,719億円まで拡大すると言われております。

では、実際にコロナ禍で特に需要があがったマッチングサービスは何なのか。データを元に解説いたします。

下記のデータは、コロナ禍でシェアサービスを提供を開始した人の割合のデータです。

「モノ」・「スペース」・「移動」が特に増加している結果となり、6つの項目で50%以上の増加がみられました。
2021年シェアリングエコノミー調査報告書・データ集
出典:2021年シェアリングエコノミー調査報告書・データ集 | 株式会社情報通信総合研究所

また、下記のデータはシェアサービスを利用し始めた人の割合です。

「移動」・「お金」・「サイクル」が、特に増加した結果となりました。
2021年シェアリングエコノミー調査報告書・データ集
出典:2021年シェアリングエコノミー調査報告書・データ集 | 株式会社情報通信総合研究所

この結果から、対面型サービスは、提供・受領側ともに、他のシェアサービスと違い伸びが少ない結果でした。しかし、全体的に見て、堅調に推移している事がわかります。

コロナ禍でも大きな影響もなく、むしろ伸びている分野もとても多く、今後もマッチングサイトの市場拡大が見られるでしょう。
 

なぜマッチング市場が拡大するのか

なぜマッチング市場が拡大するのか
では、ここまで市場が拡大する背景として何があるのでしょうか。

社会貢献意識の高まり

昨今、「エシカル」や「サスティナビリティ」といった言葉を耳にする方も多いのではないでしょうか。

「エシカル」は、従来のようにコストパフォーマンス重視ではなく、社会貢献や地球環境視点で効果を求める消費行動をいいます。

また「サスティナビリティ」は、持続可能性で、環境問題が深刻化する現代において、持続可能性を意識した消費や商品開発を行う事を言います。

このような認知の広がりもあり、社会貢献意識への高まりが見られています。

暮らし方・働き方の変化

コロナ禍で特に利用が増加しているのが、スキルシェアサービスです。

今や、リモートワークでの働き方も当たり前になりつつあり、自分の時間が増え空いた時間を有効活用するために副業を始める方なども多くいます。

また、ちょっとした家事を手伝ってほしいや、買い物代行をしてほしいといったニーズも高まっていることも背景にあるのでは、と考えられます。

SNSやスマートフォンの普及

シェアリングエコノミーの市場拡大は、FacebookやTwitter等ソーシャルメディアによる部分が多く、「シェア」や「ツイート」により、”他人との距離が近づいていること”が一つの要因であると考えられます。

また、価格コムやAmazon、Yahoo!オークション等のレビューに対しての信頼性の高まりも、その一因であると推測されます。

そして、現在、位置情報や決済システムが容易に利用できるスマートフォンが普及したことにより、人々はいつでもどこでも「欲しいモノ」を購入し、「どこかで余っているモノ」へ、リアルタイムでリーチすることが可能となりました。
 

マッチングサイトを始める際に意識すべき3つのポイント


ここまで市場拡大や拡大の背景についてご説明してまいりました。

では、いざマッチングサービスを始めるとなった際、どのような点を意識すればよいでしょうか。

新しくマッチングサイトのサービス構築を検討している方も多くいらっしゃると思いますので、新たに市場に参入するにあたってのポイントをご説明いたします。

市場での新規性があるか

市場の新規性は、新しいサービスを始めるにあたり非常に重要な視点です。

実際に、すでに競合が成功しており、その競合と全く同じようなサービスを始めようとなると難易度が高くなる可能性がございます。

競合と似たようなサービスを始める場合は、競合と明確な差別化ができるブランディングを立て、サービスをスタートさせることが重要でしょう。

競合がないサービスのアイデアがあるのであれば、市場がチャンスである可能性も高いので、競合が出る前に早めにサービスをスタートしたほうがよいでしょう。

その際に重要な考え方として“リーンスタートアップ”がございます。

詳細についてはリーンスタートアップでよく聞く「MVP」とは?新規サービスを始めるにあたり最適な方法をご覧ください。

需要と供給の見極め

想定しているマッチングサイトが、既に市場にあるものなのか、新しいものなのか。

また、まだ市場に出回っていないものなのであれば成功する可能性があるのか、見極めることが重要です。

具体的にサービスを始める前に、需要と供給についてよく見極めてから判断することがおすすめです。

構築のプラットフォーム選定

“構築をどのように行うか”という点も、予算や運用面から重要です。

構築のための予算はいくらを想定していて、どのような機能を付けたマッチングサイトにしたいのか。

また、運用面で重視したいことは何なのか、事前に決めたうえで開発会社に依頼することが重要です。

そうすることで、どの開発会社に依頼するか見極めたうえで判断しやすくなるでしょう。

また構築方法としても複数ございます。
おすすめとしては、パッケージをベースとし必要機能をスクラッチで開発する形でのリーンスタートアップでサービスを始めることです。

初期投資に大幅な費用をかけすぎず、徐々に運用しながら追加の調整を行うことが可能となります。そうすることで必要になるサービスのPRなどに投資しつつ、サイト運営ではPDCAを回し効率的に運用することができます。
 

まとめ


ここまで、マッチングサイト市場の今後の可能性についてご説明してまいりました。

需要者と供給者がマッチできる市場があれば、サービスの成功の可能性があるのがマッチングサービスです。

アイデア次第でさまざまサービスを生み出せる市場のため、マッチングサービスの市場は今後も拡大していきます。

マッチングサイトを始める際は、下記のポイントを抑えサービスをスタートする準備を進めましょう。
・市場での新規性があるか
・需要と供給の見極め
・構築のプラットフォーム選定

また、マッチングサイト構築の際は、ノウハウを持っている会社に依頼するとよいでしょう。

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ぜひ、気になる方は一度問い合わせください。

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