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【5分で分かる】シェアリングエコノミーとは?具体例や最新サービスをご紹介
近年、「シェアリングエコノミー」という言葉をよく聞くようになりました。
シェアリングエコノミーサービスを利用したことがある方、シェアリングエコノミービジネスを新規事業として検討している方もいらっしゃるでしょう。
しかし、そのような方々でも、「シェアリングエコノミー」とは何ですか?と聞かれたら、回答するのは意外と難しいでしょう。
そこで、今回はシェアリングエコノミーサイト、マッチングサイトの構築実績を250サイト超えるカスタメディアが、シェアリングエコノミーについて解説いたします。
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目次
-シェアリングエコノミーとは
-シェアリングエコノミーのサービスの具体例
-「スキル」のシェア
-「モノ」のシェア
-「時間・場所」のシェア
-「お金」のシェア
-シェアリングエコノミーの市場規模
-今注目されているシェアリングエコノミーのサービスとはa>
-Notteco(株式会社notteco)
-Runtrip(株式会社ラントリップ)
-ご近所ワークlite (株式会社ビースタイル ギグワークス)
-DogHuggy(株式会社DogHuggy)
-シェアリングエコノミーのサービスを始めるときの注意点
-トラブル発生時の補償制度
-信頼の上にサービスが成り立っているという事実を忘れない
-シェアリングエコノミーのサービスを簡単に構築できる『カスタメディアMASE』
-まとめ
シェアリングエコノミーとは?
シェアリングエコノミーとは、個人が所有しているモノや場所、スキルなどを必要な人に提供したり、共有したりすることや、そのような形態のサービスのことです。
具体的なサービスで言えば、所有している物件の部屋を宿泊したい人へ貸し出す民泊や、副業をしたい人と副業を依頼をしたい人を結びつけるスキル系のマッチングサイトなどが挙げられます。
従来のビジネスモデルと異なる点は、従来のビジネスモデルは、企業が消費者を対象にモノやサービスを提供するBtoC型のモデル、または企業から企業へモノやサービスを提供するBtoB型のモデルでした。
シェアリングエコノミーのビジネスモデルは、従来のBtoC型、BtoB型にあてはまらない、CtoC型のビジネスモデルが多いのが特徴です。CtoC型サービスの具体例としては、フリマサイトの「メルカリ」や、スキルマーケットであるココナラなどが挙げられます。
シェアリングエコノミーサービスの具体例を紹介
シェアリングエコノミーのサービスには、具体的にどのようなサービスがあるのでしょうか?実際の例を4タイプに分けてご紹介します。
①「スキル」のシェア
・ココナラ、ランサーズ、CrowdWorks など
得意なことや技術など、具現化するものでなくても提供することが可能なタイプです。一番イメージがつきやすいという方も多いのではないでしょうか。
当初は簡単なアンケート依頼やデータ入力などからスタートしていた印象ですが、分野がどんどん広がり、動画制作、マーケティング業務、デザインやコーディング、プログラミングなど、IT系の需要が増えつつあります。
単価の高い案件を増やすことが、サービスの収益化につながっています。
(画像引用:『ココナラ』https://coconala.com/)
(画像引用:『ランサーズ』https://www.lancers.jp/)
(画像引用:『Crowd Works』https://crowdworks.jp/)
②「モノ」のシェア
・メルカリ、ラクマ、タイムズカー など
「モノ」のシェアリングエコノミーサービスと言えば、メルカリやラクマのようなフリーマーケットサイトや、車をシェアするカーシェアリングサービスなどが挙げられます。
漫画や小物など、単価が低いものから、車のような高価なものまで共有されています。SDGsの持続可能な生活の実現にも一役買っており、今後もより伸びることが想定されます。
(画像引用:『メルカリ』https://jp.mercari.com/)
(画像引用:『ラクマ』https://fril.jp/)
(画像引用:『タイムズカー』https://share.timescar.jp/)
③「時間・場所」のシェア
・AirBnB、Uber Eats、タイミー など
時間・場所のシェアタイプには、保有している物件の空室を観光客などに貸し出す民泊サイト「AirBnB」や、時間がある方へ食品のデリバリーをマッチングする「Uber Eats」、すぐに仕事をしたい人とすぐに仕事を依頼したい企業に対して「タイミー」などがあります。
少し空いた時間を無駄なく使いたいという要望や、スペースを時間単位で利用したいというニーズも満たすサービスです。
(画像引用:『AirBnB』https://www.airbnb.jp/)
(画像引用:『Uber Eats』https://www.ubereats.com/jp)
(画像引用:『タイミー』https://timee.co.jp/)
④「お金」のシェア
・Makuake、CAMPFIRE、READYFORなど
ここでいう「お金」とは、クラウドファンディングに代表されるような「応援」や「共感」に心を動かされて支援されるお金のことを指します。
思いや理念を知り、賛同する意思を持って出資者は投資判断を行います。これまで知り合う機会すらなかった起案者と出資者がプラットフォーム上で出会うことができ、新たな投資機会・資金獲得の場として利用者は増え続ける傾向にあります。
(画像引用:『Makuake』https://www.makuake.com/)
(画像引用:『CAMPFIRE』https://camp-fire.jp/)
(画像引用:『READYFOR』https://readyfor.jp/)
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シェアリングエコノミーの市場規模
一般社団法人シェアリングエコノミー協会と株式会社情報通信総合研究所による市場調査によると、2021年、日本のシェアリングエコノミーの市場規模は、過去最高の2兆4,198億円を記録したとのこと。
2030年度には、14兆2,798億円に拡大すると予測しています。これは、前回2020年度の調査時よりも伸びています。
(画像引用:『一般社団法人シェアリングエコノミー協会』https://sharing-economy.jp/ja/20220118)
ほんの数十年の間に、人の考え方・生活様式の多様化と様々な変化の波を受けてさらに需要は増しているといえます。今後も市場規模は拡張していく、まだまだ成長中のビジネスと言えるでしょう。
今注目されているシェアリングエコノミーのサービスとは
ここまで見てきたように、様々なタイプのサービスが広がっており、サービスの多様化が現在進行形で進んでいるシェアリングエコノミー。
これからサービスの立ち上げを考えるのであれば、数あるサービスの中で埋もれてしまわないようなアイディアが必要になってきます。
そこで、今まさに注目されており、これから伸びる余地のありそうなシェアエコのサービスを、最新の少し変わった具体例も交えてご紹介します。
・Notteco(株式会社notteco)
(画像引用:『株式会社notteco』https://notteco.jp/)
「行ってみたい」をかなえる・「行きたい」と出会えるシェアリングエコノミーのサービスです。長距離移動を考えている方をベースとして同じ目的地、同じ趣味の人の車とマッチングし、相乗りできます。楽しい時間や新しい出会いをつくることができるサービスです。
・Runtrip(株式会社ラントリップ)
(画像引用:『株式会社ラントリップ』https://runtrip.jp/)
ランナー向けのマッチングサービスサイトです。走ってみたいとっておきのコースや、一緒に走ることができる仲間を見つけることができます。
・ご近所ワークlite (株式会社ビースタイル ギグワークス)
(画像引用:『ご近所ワークlite』https://lite.gokinjowork.jp/)
現地調査のマッチングサービスサイトです。依頼を受けた側は指定の場所で、写真を撮ってアンケートに答えるだけでポイントが贈呈され、申請することでお金となり振り込まれる仕組みとなります。
・DogHuggy(株式会社DogHuggy)
(画像引用:『DogHuggy』https://doghuggy.com/)
愛犬と寄り添う「家族」をみつけることができるサービスサイトです。お住まいの近隣でぴったりのドッグホストを探し、面談を経て大事なペットをお預けすることができます。ペットホテルに預けることが不安…という方も、安心してお預けが可能です。
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他にもスキマのニーズに目をつけ、ユニークなサービスを立ち上げている事例は多くあります。
上記でご紹介させていただいたものも含め、シェアリングエコノミーのサービスにおいて今後さらに伸びていく傾向としては、『地域活性化』がひとつ挙げられます。
コロナ禍において人と人との断絶がある意味顕著に現れてしまった中で、身近な人や近隣の人との関係性も見直されるきっかけとなったかと思います。
UberEatsをはじめとした成功に見られるような、近隣地域内でのサービス普及・地域経済の発達にも大きく貢献したということから、より一層“周りの人との繋がり”を感じられるようなサービスのニーズが生まれていく可能性があります。
シェアリングエコノミーのサービスを始めるときの注意点
トラブル発生時の補償制度について
シェアリングエコノミーのサービスにおいて、基本的にサービスを立ち上げた人が予約や手配などを行います。
ただ、取引の中心はあくまでも主に個人対個人が基本となります。
そのため、トラブルや事故が起きた場合の責任の所在や補償の範囲がまだ十分ではない場合があります。今後事業を拡大し、より多くの人にサービスを利用してもらうためには補償制度を十分に整備し、利用者が安心して参加できる環境を整える必要があります。
個人での補償には限界があるため、現在プラットフォーム事業者が保険会社と補償についての話を進めているという動きもあるようです。このように状況は刻一刻と変化しているので、今後に期待していくと同時に、ルール整備も行っていきましょう。
信頼の上にサービスが成り立っているという事実を忘れない
個人と個人との取引では、本人確認などを用いて信頼が置けるかどうかを確かめるという動きが必要です。
公的機関を通じた届け出を行う仕組みを構築したり、利用者には運転免許証などの公的な身分証明書の提出を求めることも大切です。
悪質なユーザーを排除したり、レビュー機能を持たせて正しい評価をすること、不正行為がないようにエスクロー決済を導入するなど、あくまでも人と人との信頼性がベースとして成り立つビジネスだということを常に念頭に置いておきましょう。
シェアリングエコノミーのサービスを簡単に構築できる『カスタメディアMASE』
ここまでシェアリングエコノミーのサービスが具体的にどのようなものかということをご紹介してきました。
カスタメディアでは、上記に記載している「スキル」「物」「場所・時間」「お金」のシェアリングをはじめ、様々なシェアリングエコノミーのサービスを具現化できるマッチングサイト構築パッケージの『カスタメディアMASE』を提供しています。
『カスタメディアMASE』はマッチング・シェアリングエコノミーサイトを簡単に構築できる弊社独自のパッケージです。現在、すでに導入実績は150社を超え、大手企業様から中小企業のお客様まで、幅広いお客様にご活用頂いております。
● 導入企業(一部のみ紹介)
・株式会社KADOKAWA(導入事例はこちら)
・エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社(導入事例はこちら)
・石塚硝子株式会社(導入事例はこちら) etc…
ゼロベースからの開発ではなく、パッケージをベースにサイトを構築するため、低コスト・短期間での導入が可能です。標準機能は個別カスタマイズにも対応することができ、ご希望の機能に合わせてオプション機能もご用意しています。運用費は低価格となっており、新規事業立ち上げをお考えのお客様にもご活用頂けます。
また、カスタメディアはサービスサイトの構築だけでなく、リリース後の集客やサイト構築に活用できる補助金申請のサポートも行っております!シェアリングエコノミーのサービスをこれからスタートさせたい方も、具体的なアドバイスが欲しい方も、ワンストップでのサポートが可能です。
まとめ
今回は、シェアリングエコノミーのサービスが具体的にどのようなものかということについてご紹介しました。
シェアリングエコノミーのサービスは手軽にスタートできるという魅力があり、着眼点次第で大きく伸びる可能性がまだまだあります。補償制度などの整備が今後うまくいけば、さらに需要も高まることでしょう。
本格的にこれからシェアリングエコノミーのサービスを検討したいという方は、実績の豊富な開発会社に相談していただくとよいでしょう。
シェアリングエコノミーのサービスにおいてサイト構築を検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
▶カスタメディアMASE:https://www.kbb-id.co.jp/content/lp/sharing-economy/